日本財団は2月28日、食品ロスに対する調査結果を発表した。調査は1月にネット上で実施し、17〜19歳の男女1000人から回答を得た。

「食事を残すことがあるか」と聞くと、7割以上が「いつも残さず食べる」(72.2%)と答えた。一方で「時々残す」(25.5%)という人は4人に1人、「いつも残す」(2.3%)という人もわずかながらいた。

「実際に体調が悪くなったことがある」という人も


食事を残す理由を聞いたところ、最多は「量が多かった」(54.7%)だった。次いで「苦手な食べ物があった」(20.9%)、「口に合わなかった」(10.8%)と続いた。また、中には「時間がなかった」「ダイエット中だった」(各2.9%)という人もいた。

一方、自身が食事を残すことを「良くないと思う」(78.4%)という人は約8割にのぼる。「仕方がない」(17.7%)、「問題がない」(3.9%)という回答者を大きく上回った。

賞味期限が切れた食品を食べることに関しては、約7割「抵抗がない・ほとんどない」(66.1%)と回答。理由としては「消費期限ではないため食べても問題がないから」「余程期限を長く過ぎて無い限りは気にならない」と消費期限と区別して考えている人が多かった。

対照的に「抵抗を感じる」という人に理由を聞くと

「体への悪影響があるか心配だから」
「実際に体調が悪くなったことがあるから」

と体調への悪影響の懸念、実体験が挙げられた。ほかにも「痛んでそう」「不安だから」と漠然とした不安を感じている人もいた。